自信を持って仕事します
                                                            平成27年10月25日

 私のカレーライスの作り方を御紹介します。
 最初に、タマネギを適当な大きさに切りましたら、これをカレーを作る鍋に入れてバターで良く炒めます。少し焦げ色がついてきましたら、鶏肉を入れます。鶏肉を入れて鶏肉が少し色が変わってきましたら、水を入れます。水が沸騰して来ましたら、コンソメスープの素と砂糖を入れます。火を弱くしてぐつぐつと10分ほど煮込みまして、火を止めて市販のカレールーを入れて良く溶かしたら、完成です。
 難しい事はしません。味も自己満足なのかもしれません。だけど私の自信作です。良かったらお試し下さい。

 仕事をする上で、「自信を持って仕事をする」事が大切だとよく言われます。そして、自信が有るのか無いのかを上司が質問をしますが、自信が無い人にどれだけ問いただしても自信が無いわけですから、力んでも突然自信がわき出てくるものではありません。ですから結果として「はい、頑張ります」と大きな声で返事をした人に対して、「よし、じゃあ頑張れ」と返すだけで終わってしまう事がほとんどです。
 自信をつけさせてやろうと思っても、その自信が生まれてる方法を知っておきませんと、いつまで経ってもその人の能力を向上させる事にはつながりません。

 では、自信がつく方法とは何でしょうか。それは次のような事だと言われています。
① 法律という制度を良く理解し、これに従って行動した結果生まれてくるもの
② 一つの事柄を何度も何度も繰り返し行った結果、自然と生まれてくるもの

 法律を守る事は、集団で生きていく上での必要不可欠なものですから、これに従って行動すれば誰に何を言われても恐れる事はありません。例えば、「交差点を青信号で渡る」と言う行動は、交差点で人が倒れているなど他の事情がある場合は除きますが、普通に通る場合であれば、自信を持って交差点を渡るはずです。法律というルールを守っているから自信があるのです。
 もう一つは、簡単なことでも良いです。同じ事を何度も何度も繰り返し行った結果から生まれてくる自信です。先ほどの「私のカレーライス作り」でも同じですが、人に食べさせて、口に合うか合わないかは知りませんが、私には自信を持って作ることが出来る料理なのです。様々な試験問題でも同じです。繰り返し練習した結果得られた自信をもってテストを受けてくるはずです。これが自信を生み出す方法なのです。

 どんな仕事でも「自信を持ってする」事の大切さは誰でも知っている事です。しかし、その自信は、法律などの後ろ盾があったり、若しくは自ら繰り返し行ってきた事から生まれたものなのです。
 皆さんも考えてみて下さい。小さな事であったとしても、毎日毎日している事から多くの自信が生まれているはずです。そして、その積み重ねが大きな自信につながっている事を。