まずは私から
                                            平成23年2月25日
                                                                               
 日本発の教育方針が、世界各国で訳され使用されているそうです。それは、12の徳目と言います。

12の徳目
 ・親孝行をしよう
 ・兄弟姉妹は仲良くしよう
 ・夫婦は仲むつまじくしよう
 ・友達はお互いに信じ合って付き合おう
 ・自分の言動をつつしもう
 ・広く全ての人に愛の手をさしのべよう
 ・勉学に励み職業を身につけよう
 ・知識を養い才能を伸ばそう
 ・人格の向上につとめよう
 ・広く世の人々や社会のためになる仕事に励もう
 ・法律や規則を守り、社会の秩序に従おう
 ・災害あるときは地域のために力を尽くそう

 日本では毎朝、12の徳目を読むことによって、知育、体育そして徳育の勉強をしてきました。そして心の感情を抑え、常に人として前を向いた生き方を考え、誰もが心豊かに生活を送ることが出来る国づくりがされていました。このような、正直さを持つ国民は、世界中から認められ、そこから生まれる商品やサービスは、まさに信用という看板を掲げて、取引がされていました。
 しかし、戦後この教育方針は使われなくなり、知育が先行された教育となってしまいました。このような教育を続けてきた結果が、今の日本を現してるのではないでしょうか。

 自分の進むべき道、それは自ら進んで営む仕事であり、そんな仕事を営んでいることこそ、大変な喜びであり、幸せであることを知らなければなりません。子供達は、社会が育てると言います。そんな社会を私達一人一人がほんの少しずつ変えていって下さい。そして、多くの方で少しずつ変えていくことによって、結果として社会全体が大きく改善していくはずです。

 「私一人ではどうすることも出来ない」と考えるのではなく、「まずは私からやってみる」という心がけが必要です。 もう一度、12の徳目を読んで、自らの生活をほんの少し変えてみてはいかがでしょうか。